Tuesday, November 18, 2008

看護師と介護師の待遇の差別化

看護師と介護師、共に老人や体の不自由な人のお世話をするとても大切な方々です。その看護師と介護師って色々な意味で相当格差があるのが実情の様です。今回はちょっと「求人」という枠から外れてしまいますが看護師と介護師の悲しい実態について少しふれてみたいと思います。

看護師と介護師って仕事内容はかなり良く似ていて殆どの仕事がどちらがやっても良いものが殆どです。食時介助やお風呂、はたまたベッドの調整や痴呆の人の話相手になったり(笑)と…。

でも、医療行為に関する部分は看護師でなければ出来ません。

点滴、注射、薬出しや投与などは介護師さんが行うと法的にまずいです。一応、検温も看護師さんの役割ですね。

つまり医療行為でないその他の仕事はどちらがやっても基本的には問題ない事になっています。そういった意味で『問題のない仕事』の殆どは介護師さんに流れてしまうケースがとても多い様です。肉体労働は特に介護師さんが請け負う場合が多い様です。

逆に、医療行為が必要で急変する可能性の高い患者さんに対する仕事は殆ど看護師さんに向けられます。こちらは肉体もそうですが精神的に相当の負担を伴うものです。

看護師さんと介護師さん、共に肉体と精神をボロボロになるまで酷使して働きます。そしてそれなりに資格も必要ですし、看護科や介護科の大学まで出ている人もたくさんいます。

それなのに、看護師と介護師の給与の差って信じられないくらい開いています。

初任給のベースで言えば、3万円から4万円くらい看護師さんの方が高く設定されているのが相場です。

介護師といってもそのランクに応じて評価を変えるべきだと思います。だって看護師さんだって正看護師と准看護師では給与ベースが異なるのですからね。

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